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先週の食品開発展に出展した企業の素材・技術紹介 その4

●日本施設は、腐敗臭や低級脂肪酸類など排水処理施設の臭気対策として稼働実績豊富な紫外線光触媒脱臭装置の紹介を行いました。同社では、悪臭は複合臭気の集合体であるという認識をもとに施設ごとに最適なカスタムメイドの脱臭システムを提案しています。あわせて養殖場で導入実績が増えている紫外線海水殺菌装置の紹介も行い注目を集めていました。

●ツキオカフィルム製薬はフィルムタイプ製品提案です。薄いフィルム状で、舌の上ですぐに溶ける口中清涼剤ができ、配合により様々なタイプの製品ができます。

●オリザ油化は新しく葛由来の乳酸菌をラインアップ。極めて強い免疫機能が確認されており、インフルエンザウイルスに対する感染防御についての有効性も確認されています。

●DSP五協フード&ケミカルではジェランガムの新製品「ケルコゲルDGA」を紹介。弾力のある柔らかいゲルができ、溶解温度が低く、60~70℃でゲル化するので介護食でも温かい食事が提供できる。写真はすべてケルコゲルDGAを使ったゼリー・ムース食の献立。

●日本バイオコンは「コオロギパウダー」の供給を予定している。タイ産のコオロギを使用したパウダーで、現在サンプルワーク中。たん白含量は60%。写真奥はコオロギパウダーを配合したお菓子。

●奥野製薬工業の「トップNフィットVP」はポリフェノールと醸造酢を使った日持ち向上剤。食品素材で構成されているためクリーンラベルにも対応し、日持ちと風味改善にも寄与する。植物たん白の風味改善にも利用できる。

これまでの紹介はこちら
https://www.kenko-media.com/food_devlp/archives/4666
https://www.kenko-media.com/food_devlp/archives/4677
https://www.kenko-media.com/food_devlp/archives/4692

開催は終了いたしましたが、「食品開発展オンライン」では引き続き出展社の製品紹介を行っています(12月中旬まで見ることができます)。ぜひご覧ください。
https://www.hijapan.info/search/

北海道産の「赤ビーツ」パウダーの原料販売を開始

キチン・キトサン学会セミナー開催

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■2025年予定
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■2026年予定
・3月3~6日 米国
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