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【市場動向】日持向上剤・保存料製剤の市場動向

食品を安全面から考えたとき、食品の品質管理には日持向上剤や保存料は欠かせない。腐敗や劣化を抑え、シェルフライフを保証し、安全かつ食味に影響を与えずに効果を発揮するための日持向上剤・保存料製剤の開発と利用が重要な課題となっている。


環境問題が大きく取り沙汰されているなか、食品の日持ちを延ばすことで、流通コストの削減や消費期限切れによる廃棄処分品の削減なども可能となることから、その有効性が再認識されている。また、新たに認可された保存料ナイシンの動きも気になるところだ。本稿では日持向上剤、保存料製剤の最近の利用動向などについて探っていく。
<主な日持向上剤・保存料製剤取り扱い企業>
しらこたん白、トウガラシ抽出物、ホップ抽出物などに加え、新たにナイシン製剤も取り扱い開始
アサマ化成
しらこたん白、ビタミンB1製剤、アルコール製剤など多種多様な添加剤をサニテーションとともに提案する
上野製薬
リゾチームならおまかせ!用途別に最適なリゾチーム製剤を紹介
エーザイフード・ケミカル
グリシン・酢酸Naを代表とする様々な製剤を幅広く品揃える
タイショーテクノス
乳酸の世界的サプライヤー。味の良さを特徴とする乳酸ナトリウムを日持向上に!
ピューラック・ジャパン
ユッカ抽出物を使った独自製剤を展開。カビや酵母対策に最適な素材としてアピール
丸善製薬
カラシ抽出物はもちろん、ローズマリー抽出物、茶抽出物などを組み合わせた食品劣化防止を考える
三菱化学フーズ
乳酸原体だけでなく乳酸製剤を展開して、使いやすさを追求する
武蔵野化学研究所
アルコールを知るメーカーならではの提案。添加剤からサニテーションまでトータルサポート
メルシャン

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