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【3月号】健康食品製造技術の最新動向

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 健康食品受託製造市場が東日本大震災を乗り越えて横ばいをキープしたことで、震災後心配された健康食品受託製造業の設備投資の先送りは事実上回避された。実際、2011年に設備投資を行った企業は昨年より多いという取材結果も出ており、常に一定の設備投資が欠かせないこの業種の事情を割り引いても、設備投資意欲の高さを改めて印象付けるものとなった。

 今後の健康食品受託製造業が計画・予定する装置・機器は、検査装置や充填・包装機などだが、抽出装置やスプレードライヤー、印字機、造粒乾燥機、糖衣パン、培養設備、分析機器。前年同様、能力増強といった「攻め」と品質・安全管理といった「守り」のバランスに配慮した投資活動が継続される見通しだ。こうした状況を踏まえ、装置・機器メーカーでは、従来にも増して分解洗浄性やメンテナンス性を向上させたサニタリー仕様やGMP対応製品の開発が進展。一方で、製造品目の多品種化に対し、品目の切り替えへのフレキシブルな対応を図った機種も登場。昨年からはさらに進んで多品種大量生産志向の設備もすでに一部ながら登場している。


<健康食品製造関連機器の主な供給企業>

◆粉砕機

奈良機械製作所

◆造粒・乾燥機

パウレック

◆造粒・整粒機

奈良機械製作所

◆粉粒体熱交換(加熱・冷却)機

奈良機械製作所

◆マイクロ波減圧乾燥機

西光エンジニアリング

◆カプセル充填機・打錠機

エステック

富士薬品機械

◆殺菌・滅菌装置

G-Labo

◆搬送装置

富永物産

◆印字装置・受託包装

イーデーエム

◆異物検査・外観検査・印字検査装置

ライオンエンジニアリング

◆超高圧処理装置

東洋高圧

◆ラボ用マイクロカプセル化装置

日本ビュッヒ


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【4月号特集】成長するアジアの食品市場

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