未分類

【10月号】食品の放射能測定技術

~新基準導入から半年 科学的に信頼できる分析結果を求めるために~

野菜写~1.jpg

 この4月より、世界に類を見ない厳しい規制値の食品放射性物質の新基準が導入された。このような新基準が出されたのも、厳しい監視によりこれ以上の風評被害を出さず消費者に安心して食品を消費してもらうためで、流通や食品企業では事故直後から徹底した検査を行い、消費の落ち込みを防いでいる。新基準に対しては、その1/4以下の保証が求められることから、当初は現場での混乱も予想されたが、氾濫する放射能測定装置市場の再編を促進し、放射能測定装置JIS化に向けての取り組みにつながった。緊急性を要した昨年までの検査ニーズに対し、事故後1年半経過した現在の課題は検査の精度管理だ。これまで放射能の専門的な知識や検査ノウハウをもつところはほとんど無い状態で、緊急に検査を始めた食品事業者が多い中で、信頼性の高い検査を行うことの重要性を問う声は高まっている。

 本稿では、正しい放射能検査のために、新基準に対応する測定機器や測定法、アプリケーション、さらに測定結果の信頼性確保に向けた取り組みや啓蒙事業を紹介する。


○新基準のスクリーニング法対応のシンチレーター搭載装置取り扱い企業

パーキンエルマージャパン
日立アロカメディカル
日本環境モニタリング
アナリティク イエナジャパン/
日本サード・パーティ
晴れなん堂

○確定法としてのゲルマニウム半導体検出器付スペクトロメータ取り扱い企業

日本環境モニタリング


【10月号】安全性(危害物質)の受託検査機関

【11月号】アクティブシニアのための食品開発

関連記事

  1. 【11月号】動き出したGFSI承認食品安全マネジメントシステム
  2. 【8月号】JASIS2012特集
  3. 【市場動向】健康食品の市場動向と素材・技術研究1
  4. ニュートラシューティカル市場構築へ、新トクホ制度始動
  5. 支援技術レポート 高効率・余剰汚泥制御の新規活性汚泥システム
  6. ゲル化・増粘安定剤の市場動向
  7. 【市場動向】日持向上剤・保存料製剤の市場動向
  8. 農場から始まる食品開発

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
資料請求は【こちら】

■2025年予定
・12月1日(月)~8日(月)
Fi Europe/ルサッフル社訪問/欧州市場調査(パリ、ブリュッセル、ロンドン)

■2026年予定
・3月3~6日 米国
Natural Products Expo West

食品開発展2026

PAGE TOP