健康志向の浸透と生活習慣病予防の観点から野菜や果実を多く摂取したいという意識が高まってきている。しかし、家庭での主婦の調理時間の減少や個食化の増加など食生活の変化に伴い、日常の食事では十分な野菜・果実を摂取できていないと感じている人も多い。このため、簡単に野菜不足を補えるよう考えられた様々な野菜加工製品が開発されている。
最近では野菜・果実の加工技術も向上し、食感や味・香りなど野菜本来の旨味や味を再現した素材が上市されている。
また、機能研究の進展で、身近な野菜・果実から機能性を強調した素材も開発されている。
本稿では、生活習慣病を予防するという意識の高まりとともに摂取意欲の高まっている野菜・果実素材の開発と利用動向を探っていく。
<主な野菜・果実素材サプライヤー>
ヴィアノーベ
キッコーマン
スプラウト
ニチレイバイオサイエンス
日東富士製粉
マリーンバイオ
八尋産業
ユニチカ
ロブソン
未分類
【市場動向】野菜・果実素材の市場動向
- メディエンス、世界的酵母メーカーのルサッフル社と栄養酵母の独占販売契約締結 2024年4月26日
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- 6検体を異なる温度で連続測定できるNIR用オートサンプラ 2024年4月16日
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- カカオの価格 さらなる高騰の危機 2024年4月11日
- アメリカにおける食品安全評価の方向性の不一致 2024年4月10日
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- 「Nootropics」界注目の新素材 2024年4月8日
- 「DXって何から始めれば良いの?」に答えます 今さら聞けない食品工場DX―無料オンラインセミナー 4/25に開催 2024年4月5日
- 「IFT食品素材見本市 アメリカ市場調査」 ツアー参加者募集 2024年4月4日