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米由来セラミドで同社初の機能性表示食品 SR原料供給など、BtoB サポート事業展開へ

築野グループ㈱(和歌山県伊都郡)は、サプリメント『TSUNOライセラミド』が同社初の機能性表示食品として受理された。

機能性関与成分の米由来グルコシルセラミドについて、2023年度をめどに、SR付き原料としての供給に着手する計画。

届出番号はH475。肌の乾燥を自覚している人が米由来グルコシルセラミドを1.8mg摂取した結果、肌のバリア機能が高まったとのデータをもとに、「肌が乾燥しがちな方の肌の潤いを維持する機能(バリア機能)がある」との旨の機能性表示で受理された。

1947年創業の同社では、米ぬかの高度有効利用を推進、トップシェアを獲得している「こめ油」製造事業や、米由来の食品・化粧品素材等を扱うファインケミカル事業などを展開。米由来素材の安定供給体制を構築している。

同社では今回の機能性表示食品の届出を起点とし、米ぬか由来の各種原料について、健康機能に関する知見を集積。米ぬかの機能性を発信するとともに、各原料の機能性表示届出に向けた取り組みを推進する。

新事業として、組織体制を整備した上で、研究レビューのサポート事業などを展開していく意向。今後、米由来グルコシルセラミドに続く米ぬか由来素材のSR整備に加えて、長期的には、機能性表示食品を念頭に置いた臨床試験で独自のエビデンスを構築する計画だ。

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