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ASEANの美容市場をリードする美容展示会「COSMOPROF CBE ASIA2026」、5年ぶりバンコクで開催

東南アジア最大級のBtoB 美容展示会「COSMOPROF CBE ASEAN2026」(インフォーマグループ主催)が6月24日、タイ・バンコクのクイーン・シリキット国際コンベンションセンター(QSNCC)で開幕した。

同展示会は、ASEAN市場への入口となる重要イベントとして年々成長を遂げており、製品・サプライチェーンの両方を網羅。商談やネットワーキング、業界トレンドを収集する場として、急成長するASEANの美容市場を支えている。

今年は5年振りのバンコク開催となり、新たにサプライチェーン特化エリアとなるCOSMOPACKを新設。700社に及ぶ関連企業や団体が集結した。タイはOEMやODMなど製造力が強く、コスト競争力や天然素材の原料開発に優れるなど、ASEANの美容市場におけるフロントランナー。展示会会場にふさわしい場所として、世界から多くの関係者が最新の情報や製品を求め足を運んだ。

オープニングセレモニー冒頭では、マハー・ワチラロンコン国王の長女、パッチャラキティヤパー王女が6月11日に亡くなったことを受け、黙祷を行った。47歳という若さでこの世を去った王女に対し、哀悼の意を捧げた。

続けて、主催者であるインフォーマグループでCBEイベントを企画するインフォーマ・グループの上海百文展覧会有限公司から、Ying Sang氏が登壇し開会を宣言した。来賓の挨拶では、タイ国商務省副大臣のkirida bhaopichitr氏が登壇し挨拶。「本日、美容業界の驚くべき活気と力強さを実感する瞬間に立ち会っている。世界の美容・パーソナルケア市場は、驚異的な回復力と堅調な成長を維持しており、今年の市場規模は約7,000億ドルに達する見込み」とし、経済成長が見込める市場であることに触れ、「単に外見の美しさを求めるだけでなく、美と健康・ウェルネス・サステナビリティを融合させて捉えるようになってる」と説明。商務省では、タイの起業家たちが世界の舞台で活躍できるよう支援しており、「COSMOPROFイベントとの長年にわたるパートナーシップは、商務省のミッションの要。今後もCOSMOPROF ASIA HONGKONGにおけるタイ・パビリオンの出展を主導し、牽引していく」と力強く話した。

追悼の儀に続き、伝統的な「ランナー・サカイ・ドラム(Lanna Sakai Drum / 勝利の太鼓)」をフィーチャーした、力強い「カオ・スア(Khao Sua)」の文化パフォーマンスとともに、セレモニーが華やかに幕を開けました。

追悼の儀に続き、伝統的な「ランナー・サカイ・ドラム(Lanna Sakai Drum / 勝利の太鼓)」をフィーチャーした、力強い「カオ・スア(Khao Sua)」の文化パフォーマンスとともに、セレモニーが華やかに幕を開けました。


会場では初日の午前中から多くの来場者が詰めかけ、通路が埋まるほどの熱気に包まれた。

地元のタイをはじめ、イタリア、中国、韓国がパビリオンを形成。なかでもK-BEAUTY人気で勢いに乗る韓国企業が存在感を放った。

再生タンパク質の研究をリードする韓国のBnvbiolabは、26種類の特定の成長因子と300種類以上のタンパク質、必須ビタミンとアミノ酸を組み合わせた独自の複合有効成分「G4PRF-300」を配合したスキンケア、ヘアケア製品をアピール。新製品となるホームケア用製品の「HAIRDERM」を展示した。

タイの大手ネットワーキングカンパニーのGiffarineは、コスメやサプリメントを展示。同社はタイ国内に保有する70カ所の店舗やECを通じて2000SKUに及ぶ幅広い商品を展開しており、なかでもサプリメントが人気だという。

同社Ratina氏は、「新製品のFitmealの抹茶味が人気」と説明。サプリメントの新製品では、ピクノジェノールにオリーブオイルのOli-Ola™を配合した「Melapro」や、マグネシウムサプリメント「BIO MAGNESIUM PLUS」をアピールした。「マグネシウムはストレス緩和にも有効な成分。ストレスは誰もが抱える健康課題で、すべての消費者に良いアプローチができる」と話した。

ドイツからは、あらゆる足のトラブルを解決するフットケア製品やネイル製品を展開するGEHWOLが出展。ブースでは、使用時の心地よさを追求したケアが特長の洗い流さない「Soft FEET」シリーズを展示。肌に深く浸透するヒアルロン酸のほか、アロエベラ、ミルク、ハチミツ、スイレンなど、様々なエキスを配合した処方になっている。


アメリカ発祥のオーラルケアブランドを展開するINOPROは、歯科医師監修のもと開発された製品を展示。ホワイトニングテープなどをアピールした。

日本からは、ミライゼが出展。BIMOREブランドのヘアケアシルキードライヤーや、ヘアケアストレートミストを展示した。ブースの一角では実際にストレートヘアミストが体験できるエリアを設け、来場者へアピールした。

ヘアケア製品の製造を得意とする化粧品OEMメーカーの近代化学も出展。50年にわたって流通しているヨウ化ニンニクエキス配合のヘアケア製品のライセンスを受け、新たにリニューアルした「lino lino」を展示。OEMや卸販売に対応し、バイヤーにアピールした。同社では育毛に有効な成分の特定を目的に研究を進め、ヨウ化ニンニクエキスが髪の健康維持や成長促進に有効であることを突き止め、自社工場で原料製造を行っている。取締役の原園枝氏は「ニンニク特有の臭いなどを解消し、現代のニーズに合わせた香りやテクスチャーなどにも配慮し改善を行った」という。現在同社では海外展開を積極化しており、代表取締役社長の岡部達彦氏は「海外企業とのスムースな商談や連携を目的に、インドやフィリピンなど多くの国のスタッフを採用している」と話した。

日本からの出展が少ない中で、来場者の目を引いたのが「J-BEAUTY」ブース。KINUJOやKOSE、dot、Miss eye dor、Kamipitaが共同で出展した。日本の化粧品ブランドの海外展開を目的に、すでにタイに進出しているKINUJOが企画し、これからタイへの進出を目指すメーカーを集った。J-BEAUTY ASIAの遠藤氏は「日本では化粧品業界に対する国からの支援がなく、特にベンチャーや中小企業などは海外進出しづらい環境にある」とし、「8年ほど前からJ-BEAUTYを世界に向けて展開していくための取り組みを進めてきた」と話す。「現在、国やJETROなどへの理解を求め、情報交換などを重ねており、来年はもっと規模を拡大して出展したい」と意欲を語った。

このほか、会場ではお馴染みの光景となったライブ配信を行うブースがあちこちで見られ、会場の雰囲気をインターネット通じて発信。リアルタイムで製品の販売を行った。

会場の様子

COSMOPROF CBE ASEAN2026は26日(日本時間同じく26日)まで。バンコク・クィーンシルキット国際コンベンションセンター(QSNCC)で開催。詳細はhttps://www.cosmoprofcbeasean.com/まで。

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