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IUNS-ICNで『オリザセラミド』など研究発表 オリザ油化

オリザ油化㈱(愛知県一宮市)は、12月 6 日より 5 年ぶりに日本 で 開 催 さ れ た「 栄 養・ 食 糧 学 会22ndIUNS-ICN」で、『オリザセラミド』『トマト種子エキス』の研究成果を発表した。

『オリザセラミド』については、業界に先駆けて”エラスティカミド”を単一分子種として単離・同定したことを発表。また、保湿作用および美白作用に関する構造活性相関やそのメカニズムを明らかにし、米由来のセラミド素材が他の植物素材よりも優位性が高いことを示した。一方、『トマト種子エキス』については、エキスに含まれる10種類以上の成分を単離・同定し、サポニン化合物である“リコペロサイドH”が角層セラミド合成を促進することによって保湿作用を発揮すること突き止めたことを発表。アトピー性皮膚炎モデルマウスの皮膚炎症状を緩和作用についても発表した。

このほか、『トマト種子エキス』については真皮の細胞外マトリックス(ECM)を構成するコラーゲンやエラスチンの産生
を高めるだけでなく、これらが分解された分解産物の取り込みを促進することでECMサイクルを高め、肌の弾力を維持する作用も見出している。

本紙12月21日発行号(1754号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

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