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【注目の機能性キノコ 】海外市場引き続き活況

機能性キノコは、薬局・薬店、統合医療ルートなど従来の販路を堅持しながら、通販や動物病院でも販売が伸びている。免疫サポート向け製品がメインだったが、近年は睡眠、認知機能、フェムケアなどの機能性研究が進展。エビデンスデータの蓄積を背景に、新たな販路開拓に繋がっている。生鮮食品の分野でも、美味しさと機能性を付与するキノコの上市が続き、キノコ市場全体は活況を呈している。また、米国では数年前からキノコブームが続いており、サプリメントだけでなく、プロテインやお菓子など一般食品にまで利用が進んでおり、日本の霊芝やシイタケ、ヤマブシタケが注目されている。

米国でキノコのトレンド続く

 海外では、キノコのサプリメントや粉末をプロテインやグミ、一般食品に配合した製品が好調だ。米国では、ビーガン向けに日本のシイタケやエノキタケの粉末が肉代替品などプラントベースフード向けに使用されている。キノコ入りチョコレートも人気で、自然食品店では、1つのコーナーを形成している。低カロリーや肉に似せた食感を出す機能を利用し、日本とは異なるマーケットを形成している。また、米国健食市場ではコロナ禍の免疫賦活対策の影響で、キノコ需要の高止りが続いている。

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