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【化粧品開発最前線】スキンケアの応用“スキニフィケーション”浸透 美容+健康のマルチタスクに商機

国内の化粧品市場がコロナ禍以降、3年連連続で回復基調にある。エイジングケア市場では、Z世代が中高年層と同等の高価格帯を選択する傾向が見られ、入浴や睡眠など日常生活の中で美容+健康を意識した活用もトレンドに。美容+健康は、インナービューティーへの関心が高まる健康産業との相性も良く、サプリメントと化粧品のいずれかを展開している事業者が、両方を取り扱うことで新たな収益柱を構築するケースも増えている。また、スキンケア技術をヘアケアやボディケアにも応用する“スキニフィケーション”も浸透し、特にヘアケア訴求の新提案が目立つ。話題のテーマであるフェムケアや発酵ニーズに着目した新たな化粧品の提案も見られる。

国内販売額3年連続増、回復基調に

経済産業省の生産動態統計によると、2025年の化粧品販売金額は1兆3,909億1,527万円(前年比0.4%増)となり、3年連続で回復基調にある。類別概要をみると、「皮膚用化粧品」6,292億1,582万円(同0.9%増)、「頭髪用化粧品」3,737億155万円(同1.2%増)、「特殊用途化粧品」966億6,345万円(同0.4%増)、「香水・オーデコロン」99億445万円(同4.6%増)に。なお、「仕上用化粧品」は、口紅やおしろいなどが前年を上回ったが、アイメイクアップ(同4.0%減)や、まゆ墨・まつ毛化粧料(同15.5%減)、除光液を含むつめ化粧料(同11.3%減)などの不振が影響し、2,814億2,990万円(同2.0%減)だった。

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