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社福協健康食品フォーラムに130人 「健康食品手帳」配布スタート

 一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会(社福協)は 5 日、都内で健康食品フォーラム「世界を見据えた日本の「食」~農産物、日本食、健康食品」を開催、130人超が参加した。常務理事の本田清隆氏は冒頭、国内農作物の輸出が伸長したことや、世界的な日本食への注目度の高まりに言及。「制度が国民のためになるには、消費者へのケアが必要」とし、健康食品についての基礎知識や、使用する際に配慮すべき事柄などをまとめた冊子「知っておきたい健康食品の基礎知識・Q&A(健康食品手帳付)」(A 4 判/40頁、600円)を企画・制作したと報告した。


 健康食品手帳( A 6判/35頁)については、「お薬手帳と同じサイズ。過剰摂取や飲み合わせ、食べ合わせなど、自身の健康管理などをメモしておくことで、体調変化を医師や薬剤師に相談する際にも役立ててほしい」と語った。
 フォーラムでは、農水省技術総括審議官兼農林水産技術会議事務局長の西郷正道氏による講演「日本食、機能性表示農林水産物などの今後の可能性」や、京都大学大学院農学研究科農学線高品質評価学分野教授の松村康生氏による講演「世界の健康に貢献する日本食の科学的・多面的検証研究の概要について」などが催され、行政内で進む異分野融合共同研究等が紹介された。

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