日本人間ドック学会は先月24日、2006年に人間ドックを受診した約295万人の全国集計結果を発表、健常者の割合は全体の11.4%と過去最低を記録、前年よりも0.9ポイント悪化したことが分かった。また、生活習慣病に関連の深い「肥満」、「耐糖能異常」、「高血圧」、「高コレステロール」、「高中性脂肪」、「肝機能異常」の6項目のうち、「高コレステロール」と「肝機能異常」を除く4項目の異常頻度が、ほぼすべての年代で前年よりも悪化。記者会見した同学会副理事長の笹森典雄氏は、「メタボリックシンドローム危険因子とされる肥満の増加は、ストレス社会の影響が色濃く反映されている」と危機感をあらわにした。
行政・業界ニュース
「異常あり」、過去最高の88.6% 肥満・血圧・中性脂肪などメタボ関連深刻に
行政・業界ニュース
- 紅麹問題で本紙緊急アンケート 「影響あり」7割、紅麹以外にも余波
- 「機能性表示食品」あり方検討チーム立ち上げ 消費者庁、5月末までに取りまとめ
- 消費者庁、「食品衛生基準審査課」を設置
- 小林製薬の紅麹問題、影響拡大 機能性表示食品、健康被害情報の収集体制など全点検
- 米国ナチュラルプロダクツエキスポ 2,800社超出展、8万人が来場
- 厚労省「食事摂取基準」25年版で報告書案成人のビタミンC推奨量50mgに
- 農芸化学会、創立100周年記念大会 24日から都内で 一般講演1,493題、機能性素材の研究発表相次ぐ
- 活動開始25周年記念セレモニーに500人 JACDS
- 小林製薬 消費者庁、安全性検証の報告求める 紅麹関連製品を自主回収
- 小林製薬、紅麹関連製品で自主回収