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米・ソーン社に出資、三井物産がサプリ事業拡大

三井物産㈱(東京都千代田区、03-3285-1111)は、サプリメント事業の拡大を図る。

医家向けサプリ最大手の米・ソーンリサーチ社の第三者割当増資を受け、約10億円を出資。これを機に、日本市場において、健康産業事業を展開する企業と連携・提携し、米国で研究データが確立されているサプリメントの販売を進めていく方針だ。

ソーンリサーチ社は、サプリメント事業者として唯一、全米屈指の総合病院である「Mayo Clinic」と提携し、医薬品レベルの臨床試験をクリアしたサプリメントを展開。認知症サポートから心臓機能、肝機能、メタボ対策、スポーツパフォーマンス向上、胃腸機能サポートまで、医療従事者を通じ400アイテム以上のサプリメントを販売している。

三井物産では、「米国でエビデンスが確立された素材・レシピ」を武器に、食品・飲料メーカーとの連携を図るべく、パートナーを模索していく。「機能性表示食品の上市も視野にある。当社のリテール・ヘルスケア分野での既存事業とのシナジーも追求し、未病対策事業を拡大していく」としている。

ウェブ上では一部を公開しています。全文は紙面(2017年12月6日発行・1633号)で

 

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