統合医療

[2月号特集] 免疫療法

◆混合診療に「法的根拠なし」、がん免疫療法の追い風に◆

 手術、放射線、抗がん剤――。現代西洋医学におけるがん3大療法は、がん細胞を直接的に攻撃するメリットを有するが、それによる副作用もさけて通れないことから、近年では西洋医療におけるがん治療を行うと同時に体内の免疫力を維持することで、生体防御機能を生かした治療が行われるようになってきた。昨年11月には、インターフェロン療法に活性化自己リンパ球移入療法を併用した事例において、東京地裁から「混合診療としての法的根拠なし」との判決が出されたことから、がん免疫療法の一層の利用が期待される。がん補助療法としての免疫療法の今をリポートする。


★主要素材とそのエビデンス
□バイオブラン:酵母療法との併用でがん治療に相乗効果
□有機ゲルマニウム:NK活性増強やマクロファージの機能亢進等、幅広い免疫調節作用
□アガリクス:アガリクス抽出液の変異原性抑制効果を確認
□デュナリエラカロテン:免疫賦活作用のほか、発がん・再発リスクを軽減
□殺菌乳酸菌「FK-23」他:数々の試験で確認された高い免疫賦活作用
□パン酵母由来β-グルカン:NK細胞活性化をヒト試験で確認
□黒酵母由来β-グルカン:免疫系を介し抗ストレス作用を発揮
□AHCC:パクリタキセルなど、抗がん剤の副作用を軽減
□アガリクス:変異原性など安全性は確認済み、機能性研究も充実
□ローヤルゼリー:免疫増強効果と放射線防護効果を確認 

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