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【特集】 ローヤルゼリー (1235号)

市場規模520億円(3%増)、輸入量800t突破
安全問題、機能性研究が市場拡大の鍵に


 ローヤルゼリーの2007年輸入量は前年を6.4%上回る過去最高の809tとなり、800tの大台に到達した。
 昨年上半期は前年同期比30%減で推移したが、下半期は同60%増と急伸。原料価格の高騰が続く中、RJは安定した根強い需要に支えられ、市場規模は同3%増の520億円と堅調に推移した。原料価格は10~20%上昇しており、今春にも値上げが予定されている。背景には分析コスト負担増や中国需要の増加などがある。
 食品の安全問題が浮上する中、(社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会では、昨年9月より日中間のRJ安全性ガイドラインの策定に着手。各メーカーもトレーサビリティの体制強化に力を入れるなど、安全確保に向けた取り組みも本格化してきた。大型定番素材として高い認知度を得るローヤルゼリー業界の現状をレポートした。

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