統合医療

〔ズームアップ〕「きのこ製品の動向」

◆キノコ製品復調の気配、製品淘汰に伴い医薬市場に集中◆
 発がん促進作用の報道で風評被害を受けたアガリクス市場が回復する兆しが見えてきた。最盛期に小売価格で350億円市場と言われたアガリクス市場は一時、100億円を割り込んだが、最近は薬局・薬店などを中心に販売量が上向きに転じている。カウンセリング販売を得意とする相談薬局などでは、主治医と連携しながら治療の補助としてキノコ製品を進めるケースも見られる。安全性試験によって製品や企業の淘汰が進む一方で、販売チャネルにおいてもカウンセリング機能を持つ薬局などに集中する傾向が見られる。

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