消費者庁食品衛生基準審査課は5月2日、「錠剤、カプセル剤等食品の製造管理及び品質管理(GMP)に関する指針(ガイドライン)」(GMP指針)に関する自己点検表とその項目解説を公表した。自己点検表は、昨年5月に取りまとめられた「機能性表示食品を巡る検討会報告書」で、機能性表示食品以外のサプリメント形状の加工食品についてもGMP遵守を自己点検できるよう、製造・品質管理の重要事項について統一されたチェックポイントなどの整備を行うことが盛り込まれたことを受けたもの。GMP指針の実効性を高めるため作成された。点検項目ごとに、点検結果や、確認結果、順守状況が判断できる客観的根拠などのチェック欄を設けている。「項目解説」は、GMP指針が規定する「総括責任者等」「製品標準書等」「製品の製造管理」等の項目について、自己点検表を活用する際の考え方や留意点などをまとめた。「統括責任者等」については、点検時に統括責任者が設置されているだけではなく、製造・品質管理業務を適切に行っているか、実態を確認することとした。
続きは5月9日発行の健康産業速報第2926号に掲載
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