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【乾燥技術】食品の高品質化・環境対策で利用進む乾燥技術

食品の乾燥技術に対する関心がここにきて高まっている。乾燥技術は古くから利用され、すでに浸透している基本的な食品加工技術だが、その技術・装置の選択が加工製品の品質決定に大きく関わるだけでなく、資源の有効利用や省エネルギーなど環境面からも再検討が進んできたからだ。


昨年の世界的な食品原料の高騰を機に国産原料の有効活用の取り組みも活発化してきている。国産農水産物を有効利用する場面では、高労働コストのハンディを克服するうえでも高品質・省エネの乾燥装置の活用が欠かせない。一方、環境保全志向の高まりを背景とした環境分野での乾燥技術・装置需要の拡大も見逃せない状況となっている。汚泥減容をはじめとした排水処理技術の革新、食品廃棄物処理の有力ソリューションとしての用途も進展も目覚しく、これら装置・技術を導入しての付加価値戦略が食品業界における今後の潮流となりそうだ。
→続きは本誌をご覧ください。
●主な乾燥(造粒)機メーカー
「国内初のヒートポンプ採用熱風乾燥システム」
大川原製作所
「ドラム式と撹拌式を一体化した高効率の汚泥乾燥機」
カツラギ工業
「乾燥・造粒を同時にこなす世界的なスプレイドライヤー」
GEA プロセス エンジニアリング
「環境とコストを考慮した省エネ設計の多目的電気乾燥庫」
静岡製機
「振動乾燥機など各種乾燥機揃え、納入実績多数」
中央化工機
「粒子の均一流動を実現するパルス流動造粒装置」
パウレック
「農産物乾燥で実績誇る減圧平衡発熱乾燥機」
八尋産業
「本体角度を縦横自由設定できる多機能伝熱乾燥機」
大和三光製作所

【乾燥技術】規格外、未成熟品など未利用農産物を乾燥で付加価値品に

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