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【12月号】機能性甘味料の市場動向

~ゼロ系製品ブームで盛りあがる高甘味度甘味料~

 最近は健康志向の高い人やメタボを気にする人だけでなく、摂取カロリーは抑えたいが美味しいものを食べたい・飲みたいという多くの消費者ニーズを反映して、ゼロ系製品市場がさらなる飛躍を続けている。炭酸飲料やコーヒーなど清涼飲料を中心に、様々な食品でカロリーゼロやカロリーオフ、糖質・糖類ゼロなどが訴求されている。それらに利用されるのが高甘味度甘味料やエリスリトールで、その動きは概ね好調だ。


 オリゴ糖はその機能性と認知度の高さから堅実な市場を形成しているが、糖アルコールは明暗が分かれており、利用製品の市場規模が縮小していることで需要が減っている素材もある。本稿では、安定に推移するオリゴ糖、さらなる市場拡大に向けて問題を抱える糖アルコール、低カロリーブームで好調な動きの高甘味度甘味料、さらに特徴ある機能をアピールする機能性糖質などの動向を探っていく。

<主な機能性甘味料サプライヤー>

【オリゴ糖】
塩水港精糖
王子製紙
サントリーウエルネス
CJジャパン
日新カップ
日本食品化工
日本甜菜製糖
林原
明治フードマテリア
ヤクルト薬品工業
【糖アルコール】
カーギルジャパン
研光通商
サンブライト
三井製糖
三菱化学フーズ
【高甘味度甘味料】
キリン協和フーズ
研光通商
三栄源エフ・エフ・アイ
CJジャパン
DSP五協フード&ケミカル
丸善製薬
【機能性糖質】
三和澱粉工業
林原
三井製糖
【希少糖】
松谷化学工業

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