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【4月号】生産プロセスから環境対策まで用途拡がる分離・ろ過技術

 分離・ろ過技術は、飲料や乳製品をはじめ、糖類、調味料、発酵食品など、様々な食品産業の製造プロセス・研究開発分野で利用され、食品産業の発展に寄与してきたことは周知の通りだ。近年は、健康食品や機能性食品原材料などの分野でも導入がさらに進展。また、分離・ろ過技術の向上により、食品の味や香り、色の改善のほか、素材の持つ栄養素を損わない製造プロセスが構築できる、あるいは非加熱殺菌などのメリットが再認識され、設備を見直す動きも出てきた。
 分離・ろ過技術それ自体も各種ろ過膜・フィルターをはじめ、イオン交換膜、金属フィルター、セラミック膜フィルター、クロマト分離、遠心分離機等、用途や目的によって選択できる技術の幅が拡がり、システムとしての展開も洗練されてきている。特に分離・ろ過技術の中核に位置するろ過膜は、精密ろ過膜(MF)、限外ろ過膜(UF)、ナノろ過膜(NF)、逆浸透膜(RO)、イオン交換膜(IE)、電気透析膜(ED)、ガス分離膜等の機能性の異なるタイプが揃う。膜分離技術については、将来的に植物工場(水耕栽培)あるいは、魚介類の陸上養殖での水処理用途への展開にも期待がかかる。一方、環境規制の強化に伴い、廃水処理や浄水処理においても分離・ろ過技術の有用性が改めて評価されている。


<分離・ろ過システムの主な供給企業>

◆食品・飲料プロセス用との分離・ろ過膜システム
ポリポア
SPXフローテクノロジージャパン
◆水処理用途の分離・ろ過膜システム
ダイセン・メンブレン・システムズ
◆金属製フィルター
荒井鉄工所
◆イオン交換樹脂・クロマト分離
日本錬水
オルガノ
◆遠心分離機
巴工業

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