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【5月号】変わる食品表示と印字・記録関連技術

―多様化する表示ニーズと印字装置・検査機など―

 消費者庁の設立により、トランス脂肪酸の情報開示要求など食品の成分表示の重要性はさらなる高まりを見せている。同時に産地偽装表示や消費期限虚偽表示などで、不信感を買った食品表示の改善に向けた取り組みも進められている。一方で、カーボンフットプリントの積極的な表示で販促効果につなげるなど、食品の表示の関心の高さを逆手に取りヒット商品につなげる事例も出てきている。
 同時に2次元コードやラベル、印字装置および印字検査機など履歴明確化のための資材や機器は、品質管理システムの構築を図る上でその重要性を高めている。
 本稿では、グローバル化する食品流通や生産・加工方法の複雑化といった現状をかんがみ、トレーサビリティシステムをはじめとする生産/流通管理システムの構築において鍵を握る各種コードやタグ、さらに精密性、正確さ、鮮明さに加え、簡易操作性や環境配慮の対応が進む印字装置や印字検査機などの表示・記録関連技術などを紹介していく。


【注目の印字・記録関連装置】

○サーマルプリンタ

《ハイエンドモデルの機能を標準装備した卓上型THP-600シリーズ用》

 イーデーエム

○印字検査装置

《簡単、低価格で構築可能 印字とバーコード/2次元コードの内容照合システム》

 オプテックス・エフエー

《日付印字のノウハウと包装現場の声をもとに、使い易さを極めたオールインワン検査機》
 イーデーエム

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