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【IFT 食品素材見本市(6/26~28) 視察】

IFT(Institute of Food Technology:米国食品技術者協会) 食品素材見本市

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●米国最大の食品素材見本市IFTが6月26~28日、ラスベガス・コンベンションセンターで開催された。今年の出展社数は1,070社以上とみられ、昨年(974社)、一昨年(1,000社)よりも増加。

●毎年出展する食品素材のグローバル企業としては、ADM、カーギル、ブンゲ、テイト&ライル、グランビア、DSM、ヴィルド、ナチュレックス、ユングブンツラワー、ロケット、ピューラック、ゲリタ、ルスロなど。ナショナルスターチを買収したコーンプロダクトは新会社名「INGREDION(イングレディオン)」として出展。

●日本企業(現地法人含む)の出展は、あいや、葵製茶、味の素、小川香料、兼松、キッコーマン、キミカ、興人、島津製作所、太陽化学、テーブルマーク、新田ゼラチン、不二製油、松谷化学工業、ミツカン、三菱商事、森井食品、森永乳業、ヤクルト薬品工業、ユニテックフーズ、理研ビタミンなど。

●パビリオンでは、Food Safety & Quality、Organic Food Ingredients、Healthy Food Ingredientsが設けられていた。Asia-Pac Pavilionは会場内2ヶ所に設けられたコーナーで、トータルすると中国企業が200社以上も出展していた。

●米国では“ナチュラル”が席巻しており、すでにナチュラルは大前提と捉えられているようだが、単にナチュラルだけでなく、“PURE(ピュア)”といった言葉が使われ始めており、天然志向が深く進化してきている。


■今年の主な傾向

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・甘味料は数年前からのステビアの応用が進み、単独ではなくケーンシュガーなどとの組み合わせで使われることが多くなった。また、羅漢果、アガベへの訴求も進んできている。

・減塩訴求は着実な広まりを見せている。酵母エキスなどうま味で味を補う方法、フレーバーで塩味を強調させる方法が一般的。

・グルテンフリーがホットな話題のひとつ。「グルテンフリー」を掲げているブースは多く、特にコメは、グルテンフリー対応素材として躍進してきている。

・ファイバーも天然由来が各種ラインアップ。小麦、オート、大豆、イヌリン(チコリ抽出物)、リンゴ、サトウキビ、コーン、エンドウなど様々で、特にバンブー(竹)やコメが意外に多かった。

・プロテインブームで、たん白質原料の提案として、ミルクパウダーやホエイプロテインが多数出品されていた。

・各社の掲げるキーワードで多かったものが、ナチュラルやピュアを筆頭に、減塩やグルテンフリーのほか、クリーンラベル(表示の簡素化)、サスティナビリティ、プロテインなど。・全粒穀類、種子類、スーパーフルーツなども引き続き活況を呈している。

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●米国では食品の安全意識が高まっている。広い国土のため流通が広範囲になりがちで、菌や毒物に汚染された製品が広範に広がりやすいため、危機感はそれだけ高いといえる。そのための菌検査技術や装置などの展示も増えていた。

●現在日本で食品添加物指定にむけ進められている「ひまわりレシチン」は、米国ではすでに利用されている。そんなに量が多く出ているわけではないようだが、non-GMOというより、大豆アレルギー対応素材として注目されているようで、展示会では少なくとも(発見した限り)2社がひまわりレシチンをアピールしていた。

●その他、海外の展示会ならではコーシャデリも目を引いた。


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