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【9月号】消臭・マスキング素材の利用動向

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 清潔志向の高まりとともに臭いは大きな関心事となってきている。それに伴い食品でも消臭機能を訴求した製品が開発され市場に定着している。食品で使われる消臭機能素材は天然物という制約があるため全くの新規素材は出てきにくいが、いったん評価されるとリピートに繋がるため、消臭・マスキング素材市場はニッチではあるが、確固たる市場を確立している。

 本稿では、これら消臭、呈味改善・マスキング機能を持つ素材と製品開発動向についてみていく。


【消臭対策素材と製品の動向】

・緑茶抽出物
太陽化学
・鉄クロロフィリンナトリウム
タマ生化学
・ミント・ウラジロガシ抽出物 ほか
大洋香料
・さとうきび抽出物
三井製糖
・焙煎コメ糠抽出物
奥野製薬工業
・アラメ抽出物
日本タブレット

【呈味改善・マスキング素材】

・デキストリン
シクロケム
日本食品化工
・さとうきび抽出物
三井製糖
・ゆずポリフェノール、酵素処理ルチン、酵素処理ヘスペリジン
東洋精糖
・消臭機能を高めた発酵調味料
宝酒造


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