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家庭用油脂市場で大きく伸長するえごま油・アマニ油を新発売―太田油脂と共同開発

J-オイルミルズは8月21日に、同社の複合型プレゼンテーション施設「おいしさデザイン工房」にて新製品発表会を行った。

CSR・IR部長 兼 広報・IRグループ長 岡村美和氏の開会挨拶、フードデザインセンター次長 兼 ソリューション事業部 今義潤氏より同社が目指す「おいしさデザイン®」に関する説明の後、各担当者から新製品について、市場や開発の背景、製品の特長などが語られた。

■家庭用油脂の新製品
油脂事業部 家庭用グループ長 松谷宗浩氏より発表
家庭用油脂の市場は大きく伸びている。それに貢献しているのがオリーブオイルと、えごま油やアマニ油などのプレミアムオイル。この分野での製品強化を狙った。

●軽くてあっさりしたオリーブオイル
家庭ではサラダ油などのベーシックオイルからオリーブオイルへのシフトが起こっている。揚げ物など全ての料理をオリーブオイルで調理する傾向が出ている。新製品は、揚げ物や和食で使える、軽くてあっさりした風味でクセのないオリーブオイルで、たっぷり使える大容量(910g)での発売。栄養や機能は従来のオリーブオイルと変わらない。

●えごま油・アマニ油
消費者の認知度はエゴマ油85%、アマニ油75%と高いが、購入率は低い(ともに5%以下)。それはなぜか? 製品のサイズが大きく価格が高いため、買いにくくなっている。さらに買っても使いきれないのが問題と考えた。それを踏まえ、新商品は100g瓶入りで購買しやすい価格(えごま油600円程度、アマニ油500円程度)とした。

どちらも太田油脂との共同開発商品で、小さじ1杯で1日分のオメガ3(1.6~2.4g(成人))が摂取できる。えごま油についての詳細は、太田油脂 開発・マーケティング本部の小野沙織氏より紹介。同社では使い方が分からない消費者のため、オイルセミナーの開催や店頭での試食販売などの活動を続けている。

■業務用油脂の新製品
油脂事業部 業務用グループ長 柏原章人氏より発表
外食・中食分野では、食材費や人件費が上昇し、女性や高齢の労働者が増えている。10月からの消費税増税や軽減税率導入による競争激化も考えられる。今まで以上にコストダウンを図りたい意向が強くなっている。

●長調得徳®ヘルシータイプ
外食・中食産業で揚げ物市場が伸長している。しかし競争も激化している。そのため新製品は、コストダウンと付加価値により売り上げに貢献できるものとなっている。
1)鮮度が長持ちするため長く調理できる ⇒油の交換頻度が減るためコストダウンに繋がる
2)ヘルシー&ライトテイスト製法により、衣への吸油率を下げ、油っぽさを抑える⇒健康機能をプラス

●ごはんのための米油(炊飯用)
業務用のお米はコストがかかる食材のひとつだが、業務用米の不足による価格高騰が起こっている。本品は、炊飯時に米・水と合わせて入れる(大さじ1程度/1升)だけで、米粒を一つずつコーティングする形になり、炊き上がり後の米の割れが少なく、釜へのこびりつきが減少する。
コストダウンとおいしさ向上に貢献
1)ご飯の釜離れが良くなり、廃棄ロスが減る。お釜洗浄の手間も軽減
2)米油による甘みや旨みがアップ。粒感の良い炊き上がりになる

■マーガリン・ミックス粉の新製品
油脂加工品事業部長 丸川治氏より発表

●ラーマソフトこめ油入り(マーガリン・家庭用)
マーガリン市場は成熟。抗にゅそうは40代以上が80%を占める。主要ユーザーとなるシニア層が満足する製品、さらに多様化した嗜好に対応すべく、あっさりとした風味の製品とした。原料油脂のうち米油を30%配合しており、パンに塗るのはもちろん、料理にも使える。

●業務用ミックス粉
健康・安心・効率を兼ね備えたオーストリア・Backaldrin社製のミックス粉5種類を用意。
1)コーンミックス 栄養バランスが良く汎用性が高い
2)ベジパン オーツやヒマワリの種など丸ごと穀物配合 イースト不使用でビーガンにも対応
3)アロニアミックス 紫の色鮮やかな製パンミックス
4)クルクマミックス ターメリックの黄色が鮮やかな製パンミックス
5)ヴィエネーゼ ケーキミックス 自然な美味しさが特徴。液状油と水を加えるだけでケーキ生地ができる

J-オイルミルズの情報についてはこちら⇒ https://www.j-oil.com/

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