未分類

温度管理技術の最新動向

昨年の乳業メーカーによる大型食中毒事故から一年余。事故直後は食品産業の各業種において工程管理の見直しが叫ばれたが、その後も規模こそまちまちながら、食品工場や、学校・病院給食施設、飲食店などにおいて食中毒事故は後を絶たない。
HACCPシステムにおいて、食品の製造過程から流通に至るまでの温度情報は、微生物制御の観点から見逃せないモニタリング項目といえ、以前にもまして各工程における温度計測と、その記録の重要度は増すものと思われる。
それにあわせて、無人および遠隔での温度管理やデータ収集ニーズも高まっており、インフラが急速に進んでいるIT(情報技術)活用を前提としたデータロガーや温度コレクターの開発も進んでいる。
本稿では、モニタリングのための温度管理の重要性に再度立ち返るとともに、各社の温度計測装置の開発状況、さらにIT活用による商品および物流温度管理の現状を紹介する。


●注目の企業
・西華産業
・高岳製作所
・テクノネット
・ニッポー
・ハンナインスツルメンツ・ジャパン
・プランシュール・ジャパン
・堀場製作所
・レーザー計測
●注目の企業2
・ティアンドデイ
・テストー

関連記事

  1. ラベル・ラベラー、印字・印字検査装置の最新動向
  2. 食品開発展2003成功裡に幕を閉じる
  3. 編集部から
  4. 「たかが蒟蒻、されど蒟蒻」に学ぶ食品開発
  5. 製品回収と詫び広告が免罪符になっていないか
  6. 不安・緊張の緩和機能を有するお米由来のペプチド
  7. 【6月号連載】機能性食品開発のための知財戦略(6)
    食品…
  8. 日清製粉グループ、青大豆の抗アレルギー作用を証明

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025

PAGE TOP