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トコトリエノールやオメガ3配合製剤の血圧低下・炎症抑制の機能が明らかに

ExcelVite社製混合トコトリエノール製品「エヴァノール(EVNol®)」と、オメガ3、クルクミン、アスタキサンチンなどの組み合わせが、炎症と内皮反応性を相乗的に改善するという研究成果が明らかになった。

本研究は、エヴァノールとオメガ3、アスタキサンチンなどの組み合わせ製品「Freedom Softgels®」(米 Tischcon社製)を使った試験で、健常者の炎症マーカーと収縮期血圧を有意に低減するという結果を得ており、その結果はClinical Nutrition ESPENにて発表された。

試験は、Los Angeles Biomedical Research Institute at Harbor- UCLA Medical Centerで実施されたランダム化二重盲検プラセボ対照臨床試験で、80人の健常者(平均年齢:48.8±16.0歳)が、Freedom Softgels®またはプラセボを4週間摂取した。

Freedom Softgels®の構成成分は
カバクルクミン 500mg
オメガ3 675mg(EPA450mg、DHA100mg、その他オメガ3125mg)
アスタキサンチン 3mg
γ-リノレン酸  9.5 mg
混合トコトリエノール(EVNol®)12.5 mg
ヒドロキシチロソール 6.25 mg
ビタミンD3  1,000 IU
カリウム 12.75 mg

4週間摂取後の被験者の収縮期血圧は、プラセボ比で有意に低くなった。さらに摂取群では内皮機能の改善が上腕動脈の血流依存性血管拡張反応(bFMD)から明らかとなり、IL-6やhsCRPなどの炎症性バイオマーカーの有意な減少も認められた。

これらのことから、Freedom Softgels®は収縮期血圧の低下と、炎症を減少させ、内皮反応性を改善するのに役立つ可能性のあることが示唆された。これらは同品の相乗的な抗酸化作用と抗炎症作用に起因していると考えられている。

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