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特集【β‐グルカン】 “免疫” “整腸”、世界が認めた実力派素材

 β‐グルカンは1940年代にパン酵母の細胞壁から発見されると、世界的にあらゆる研究が行われてきた。特に1960年代初頭から免疫システムに関する多くの有効性データが発表され、生体防御機能や腸管免疫機能に関連する研究成果が積み上げられてきた。

2000年代になると大麦β‐グルカンに関するエビデンスが広く認知され、2006年より大麦やオーツ麦などβ‐グルカンを含む食品に“心臓病の危険性を少なくできる”との限定的疾病リスク低減表示が認められ、また、EFSA(欧州食品安全機関)においても“コレステロール上昇抑制”、“血糖値上昇抑制作用”(大麦β‐グルカン)の表示が認められるなど、世界的にβ‐グルカンの高い機能性が評価されている。

国内では機能性表示食品制度で、大麦β‐グルカンを関与性分とした12品が受理。「血中コレステロール低下」や「整腸作用」「糖質吸収抑制」が表示可能。近年関心が高い腸内フローラへのアプローチという切り口からも大麦β‐グルカンへの関心は高く、腸内の善玉菌の働きを助けるプレバイオティクス素材として注目を集めている。

岡山大学大学院環境生命科学研究科教授の森田英利氏によると、「β‐グルカンや、フルクタン、レジスタントスターチなどの食物繊維が腸内フローラの改善に有効」とし、今後食品への利用範囲はますます広がっていくと期待されている。

本記事は「健康産業新聞 1661号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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