公正取引委員会は12日、「黒酢ともろみ酢の表示に関する実態調査」の結果を公表した。調査は健康ブームを背景に、直接飲用するタイプの商品が増加している黒酢ともろみ酢を対象に、景品表示法の考え方を整理するのが目的。消費者モニター1,077人を対象としたアンケートや事業者団体等からのヒアリングのほか、黒酢商品439品、もろみ酢商品158品の表示を分析。その結果、強調表示のなかには、地域や健康への関与等に関して一般消費者に誤認される恐れのあるものもみられたとし、表示適正化に向けて事業者の自主的な取組みを促した。
行政・業界ニュース
黒酢・もろみ酢の表示実態調査を公表「合理的根拠に基づき適正な表示を」
行政・業界ニュース
- 紅麹問題で本紙緊急アンケート 「影響あり」7割、紅麹以外にも余波
- 「機能性表示食品」あり方検討チーム立ち上げ 消費者庁、5月末までに取りまとめ
- 消費者庁、「食品衛生基準審査課」を設置
- 小林製薬の紅麹問題、影響拡大 機能性表示食品、健康被害情報の収集体制など全点検
- 米国ナチュラルプロダクツエキスポ 2,800社超出展、8万人が来場
- 厚労省「食事摂取基準」25年版で報告書案成人のビタミンC推奨量50mgに
- 農芸化学会、創立100周年記念大会 24日から都内で 一般講演1,493題、機能性素材の研究発表相次ぐ
- 活動開始25周年記念セレモニーに500人 JACDS
- 小林製薬 消費者庁、安全性検証の報告求める 紅麹関連製品を自主回収
- 小林製薬、紅麹関連製品で自主回収