絵画コンクール「我ら海の子展」(主催:(公社)日本海洋少年団連盟、(一財)サークルクラブ協会)の授賞式が8月22日、都内・ホテルニューオータニで開催された。

同展は、小学校低学年以下から中学生までを対象とする絵画コンクール。今回の応募総数は2758作品で、一次二次審査を経て国土交通大臣賞のほか、審査員5人の各賞、主催者賞等に加え、金賞10点、銀賞30点など計55作品が受賞した。
協賛企業は、バレンタイン、一丸ファルコス、協和薬品、五洲薬品、日本薬業、大和製薬、富山常備薬、扶桑化学工業、ユニライフジャパンなど45社。特別審査員は、第98代総理夫人の安倍昭恵さんをはじめ、東京海洋大学名誉博士・客員教授のさかなクン、ミュージシャンのクローバー氏、俳優で画家の榎木孝明氏。受賞作品は、銀座ギャラリーで9月12日まで展示されるほか、国土交通省1階ロビーやアクアマリンふくしま、琴平海洋博物館などでも展示される。
日本海洋少年連盟会長の内藤忠顕氏は、「私の海をテーマとする同展は今年で53回目。“私の海”をテーマに、海洋生物や働く人、レジャー、取り巻く環境など海事思想について思いを巡らせて考えて描くことで、理解が深まるとともに人材育成の一助となっている」と挨拶。サークルクラブ協会・理事長でバレンタイン・代表取締役社長の鈴木雅子氏は、朝ドラ「あんぱん」のやなせたかし氏も以前、審査員であったことに触れ、「アンパンマンのテーマである“愛と勇気”が、絵画を通じて全国に広がれば」と期待を込めた。










