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【機能性糖質】オーラルから腸活まで幅広い機能性

 2025年の機能性糖質・甘味料市場は、ここ数年の急激な拡大が落ち着いたものの各社、昨対比微増という声が多かった。スーパーや DgSで、機能性甘味料の販売競争が激化する中、オリゴ糖やラカント、アガベシロップ、メープルシロップを筆頭に新規甘味料も上市されている。機能性糖質は、アルロース、パラチノース、サイクロデキストランなど、製糖メーカーによる機能性研究が進展し、サプリメントやドリンク、一般食品にまで利用が拡大されている。機能性は、腸内環境改善、持久力向上、疲労回復、オーラルケア、血糖値対策など幅が広い。砂糖に似た甘みを有しながら砂糖の弱点を補う機能性も注目されている。今年に入り、新しい機能性糖質が上市予定となるなど、市場は成長している。

大手メーカーの合併や設備投資で再構築進む

 精糖工業会が今年 3月に発表した砂糖関連の市場統計によると、2024年の国内精製糖生産量は、153万 tと前年の151万 tから若干増加しているものの、2000年の192万 tから減少傾向が続いている。
 また、日本人の砂糖消費量は、1972年の 1人当たり30k g /年だったのに対して、2024年は15.2kgと半減している。
 砂糖の消費量が減少する中、昨年 6月、ウェルネオシュガーが東洋精糖を今年10月に吸収合併すると発表した。5年前には、三井製糖と大日本明治製糖が合併し国内最大の製糖メーカー「DM三井製糖」が誕生しており、ウェルネオシュガーと東洋精糖の合併を受け、国内の精糖メーカーは 2大巨頭を形成することになる。ウェルネオシュガーは今年春、オーラルケア向けの機能性糖質『サイクロデキストラン』
工場の増産を発表。上記 2社は精糖工業会にも加盟しているが、このように製糖メーカー各社では、製糖事業に軸足を残しつつも需要の高まる『パラチノース』や『サイクロデキストラン』、オリゴ糖などの機能性糖質の開発に徐々にシフトチェンジしている。

続きは、本紙4月15日発行号(1834号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

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