腸内環境への関心が世界規模で高まっている。プロバイオティクスの本場とされる欧州をはじめ、米国、さらにはアジア圏でも腸内環境改善ニーズは拡大傾向にある。その要因のともいえるのが“腸内
環境改善が健康寿命の延伸につながる”という認識が広がっているという点にある。近年、次世代シーケンサーの登場などにより、腸内細菌叢がゲノムレベルで解析が可能となった。メタボローム解析などの解析技術がひろまったことで腸内細菌の多様性が把握できるようになり、同時に疾患との関連性も解明されてきた。現在では多くの消費者が認知するようになった“腸脳相関”のように、腸内細菌のバランスの崩れが全身の疾患につながることがわかり、腸内細菌を良好に保つ重要性がますます認識されている。このことから、プロバイオティクス(生菌)や、腸内常在菌のエサとなるプレバイオティクス、さらに最近では菌が代謝し生成する短鎖脂肪酸などの物質を指すポストバイオティクスが有効であるとして、関連商品が続々と登場している。また、生菌を加熱殺菌した死菌体原料についても、“健康上の利益をもたらす不活性化微生物細胞(非生存性)”と定義され、パラプロバイオティクスとして差別化されるなど、定義の細分化も進んでいる。
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