特集

【腸内細菌】​ポストバイオティクス、世界的に関心 プレバイオの新潮流”ファイバーマキシング”

 海外の健康食品市場で、ポストバイオティクスの存在感が高まっている。米国では配合サプリメントが小売店の棚に並び、韓国・タイの展示会では原料メーカーによる提案が活発化。腸内環境への関心を背景に、生菌を摂取するプロバイオティクスに加え、不活化した微生物やその構成成分を活用する商品開発が広がっている。展示会と店頭の双方から、研究成果を消費者向け製品に結び付ける動きが見えてきた。
 3月に米国・アナハイムで開催された「Natural Products Expo West 2026」では、森永乳業の現地法人Morinaga Nutritional Foodsが、殺菌体原料の「LAC-SHIELD」「LAC-LIVING+」を紹介した。同社素材のサプリメントへの採用も拡大している。米国では日本の菌素材が、原料展での紹介にとどまらず、ブランド商品の処方を支える素材として浸透しつつある。その一例が、米国ブランドLemmeの「Lemme Immunity」だ。「LAC-SHIELD」を採用し、ビタミンC、D、亜鉛などを組み合わせたグミで、日常の免疫ケアを訴求する。同ブランドは自社通販に加え、Targetの店舗・オンラインでの発売を発表。ポストバイオティクスが、専門性の高い原料カテゴリーから、一般消費者が手に取る商品へ展開されていることを示す事例となる。

続きは、本紙10月7日発行号(1845号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

該当記事および過去のバックナンバーは、電子版ページからも閲覧いただけます。

行政・業界ニュース

企業ニュース

特集

PAGE TOP