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バイホロン、カルシウムコーティング錠 開発展で初披露

バイホロン㈱(富山市中大久保)は、10月12〜14日の「食品開発展2022」で、新開発のカルシウムコーティング錠を初披露した。

定番の二酸化チタンによるコーティング錠が、欧州で食品使用が禁止になったことを受け、嚥下性や崩壊性等は従来品と同等のレベルを維持しつつ、独自技術により炭酸カルシウムを主原料としたコーティング基材で、錠剤をコーティングしたもの。

サプリメントの海外輸出が増加している中、いち早く代替素材によるコーティング錠を開発・展示したことで、開発展会期中は「商社や海外向けに事業展開しているメーカーなどから、多くの引き合いを得た」という。

同社は、粉末固形剤の製剤化技術では業界トップレベルで知られる健食受託メーカー。見た目の美しさに加えて、成分高含有固形剤、油分が多い原料の製剤化、HPMCなどコーティングによるマスキング技術、嚥下性の高い錠剤の開発など幅広く対応。

他社で断られた案件でも、同社で製剤化した実績を数多く有する。本社工場では、日本で最初に米国の「NPA食品GMP」の“A”クラス認証を取得。他にも日健栄協の「健康補助食品GMP」「FSSC22000」認証、LGC社のアンチ・ドーピング認証「インフォームドチョイス」の工場認証も取得している。

本紙11月2日発行号(1751号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

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