特集

【化粧品受託製造】上期6割増収も、ホルムズ海峡封鎖で下期は不透明

本紙が今年5月中旬〜6月初旬に掛けて実施した化粧品受託製造企業200社(有効回答121社)への取材・調査の結果、今年上期(1〜6月)に増収を達成した企業は6割を超えた。国内の旺盛な消費に加え、海外輸出も堅調だった。人気素材はナイアシンアミドが3年連続トップ、韓国コスメの人気成分PRDNなどもランクインした。アイテムでは今回もヘアケアがトップ。中高価格帯のシャンプー・トリートメント、アウトバス製品が市民権を得たもようだ。一方、2月末のホルムズ海峡封鎖に伴う影響も無視できない。原料・資材の不足や価格高騰、納期遅れなどが見られる中、今年下期の経営見通しは一転、「良くなる」との回答は減少し、「悪くなる」との回答が増加している。

26年上期の化粧品市場、国内・輸入とも順調なスタート

経済産業省の生産動態統計によると、2025年の化粧品の国内出荷金額は、前年比0.4%増の約 1兆3,909億円、3年連続で前年比を上回った。日本輸入化粧品協会による化粧品輸入実績でも2025年は同3.1%増の4,599.3億円と、国内化粧品市場は堅調に推移している。今年の第 1四半期( 1〜 3月)も国内化粧品出荷金額は前年同期比4.1%増、輸入実績も同7.9%増と上々の滑り出しを見せている。
 今回、本紙編集部は化粧品受託製造企業200社を対象に、取材およびアンケート調査を実施した(有効回答121社)。今年上期( 1〜 6月)の経営状況について「良かった」との回答は、昨年調査より5.2ポイント減の38.0%。今年上期の増収企業は同2.5ポイント増の60.6%。その内 2ケタ増収企業は同3.4ポイント減の20.2%となった。「良かった」と回答した企業からは、「新規顧客からの受注を獲得」「既存顧客の売れ行きが好調」「安定した受注が継続した」などのコメントが聞かれた。

続きは、本紙6月17日発行号(1838号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

該当記事および過去のバックナンバーは、電子版ページからも閲覧いただけます。

行政・業界ニュース

企業ニュース

特集

PAGE TOP