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上半期DgS販売額、健食4%増1,285億円 プロテインなど好調

2023年上半期におけるドラッグストア(DgS)の健康食品販売額が前年同期比約4%増の1,285億円になったことが、経済産業省が7月31日に発表した「商業動態統計」速報値でわかった。売れ筋はプロテインなど。DgS全体の販売額は過去最高を更新、店舗数の増加と食品の好調が背景にある。外出増で化粧品も好調だった。インバウンドも一部で動き始めた。一方、販売額の増加には、様々な商品の値上げ分が反映されている部分もある。

「化粧品・小物」復調上半期5,000億円超え

23年1 〜6 月のDgS販売額は3 兆9,889億円で、前年同期比7.7%増。4兆円には届かなかったものの、上半期で過去最高となった。DgS販売額は26ヵ月連続のプラス。昨年6月に1.8万店を突破した店舗数はその後も増え続け、1 万8,691店舗となった。
上半期の販売額を商品カテゴリー別に見ると、全体の32%を占める「食品」は1兆2,807億円で同11.2%増と伸長。DgSの牽引役となっている。次いで販売額が多い「家庭用品・日用消耗品・ペット用品」は5,713億円で同5.6%増となった。
販売額3 位の「ビューティケア(化粧品・小物)」は5,005億円で同8.1%増と伸びた。外出増で日焼け止めやカウンセリング化粧品などが好調なようだ。化粧品・小物の販売額はコロナ前19年1〜6月に記録した4,901億円も上回った。

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