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【水素】市場成長の勢いに一服感

26年上期の水素商材市場では、水素サプリメントや水素入浴料、水素化粧品などの消費材は勢いをキープしている一方、ここ数年大幅な伸びを見せてきた水素吸入器の売れ行きに一服感が見られた。背景には、市場ボリュームに対してメーカーが増え過ぎている状況が挙げられる。水素吸入器の主要導入先の1つである医療機関も一巡した状況だ。メーカーの中には、アスリート特化や海外市場開拓、アイテムによる差別化で業績を伸ばす企業も見られるが、総じてこれまでほどの勢いは見られなかった。一方、「業界最高濃度」を訴求し膨大な水素発生量を謳う、安全性に疑問の残る製品も散見され始めた。消費者庁の事故データバンクに水素吸入器による事故情報も報告さていれる中、水素吸入器の在り方が問われる段階に来ているようだ。

26年上期、サプリ等の消費材が好調キープ

2025年通期の水素商材市場(メーカー出荷金額ベース)は、前年比14.1%増の約302億8,000万円となり、3年連続で市場は2ケタ成長。2016年以来の300億円市場の大台に到達した。日本トリムやパナソニ
ック等が販売するアルカリイオン整水器(電解水素水整水器)を含むと、450億円前後の市場と推計される。
 2025年は水素吸入器が前年比28%増、水素サプリメントや水素入浴料、水素化粧品などの消費材が同35%増と大きく伸びたことが市場全体の拡大を後押しした。今年 2月の「健康博覧会2026」でも水素商材の出展企業は、国内外から20社以上と、展示会全体でも水素商材は目立つ存在となり、さらなる市場拡大に向けて勢い付いている様子がうかがえた

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