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【プロポリス】プロポリス市場、原料高・調達難が常態化 価値再定義の局面に

ブラジル産を中心とするプロポリス原料の調達環境は、気候変動や世界的な需要増を背景に、依然として厳しい状況にある。原料植物の生育環境の変化や国際的な需給構造の変動は、価格や品質にも影響を及ぼし、市場は転換点を迎えつつある。こうした中、サプライヤーサイドでは製造技術の高度化や用途提案の拡張、情報発信の再構築などを通じ、プロポリスを健食のクラシカル素材から再定義しようとする試みも広がっている。

ブラジル産プロポリス、生産安定も高値基調続く

(一社)日本プロポリス協議会によると、今年のブラジル産原料は、近年では珍しく気候条件に恵まれ、生産量は比較的安定しているという。従来、現地では「天候不順による不作」を理由に供給不安や価格上昇が語られるケースが多かったが、今年は収穫量について前向きな見方が出ている。ただし、供給量が回復したからといって、価格が急落する状況ではないようだ。高品質グレード、とくにミナスジェライス州産グリーンプロポリスの上級原料については、1 kgあたり 2万円を下回ることは考えにくく、良品指定の場合の日本到着価格は 3万5,000円前後が一つの目安とされている。背景には、為替の影響
に加え、物流費、人件費、環境対策コストなどの上昇があり、「トータルコストで見ると、簡単に値下がりする環境ではない」と指摘する。

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