
食品素材や機能性原料、食品製造・品質管理技術などを一堂に集めた「食品開発展2026」が14日、東京ビッグサイトで開幕した。今年は国内外から25ヵ国・地域から過去最高となる680社以上が出展し、健康食品・機能性食品をはじめ、食品産業の高付加価値化や新製品開発につながる最新の素材・技術を紹介する。会期中は400以上の出展社プレゼンテーションが予定され、業界関係者に向けた活発な情報発信が行われる。

会場では、健康機能を訴求する食品素材や製剤化技術、食品の安全性・品質を支える分析・検査技術など、多彩な製品・サービスを展示。国際色も豊かになり、海外からはカナダや初参加のノルウェー、台湾など、海外パビリオンが設けられ、各国・地域が強みとする特色ある食品素材や技術をアピールする。


今年の見どころの一つが、17テーマにわたる出展社特別プレゼンテーション。「アップサイクル素材・開発」「たん白素材の利用提案」「フードロス削減のためのロングライフ技術」「フェムケア・オムケア食品の開発」「ペットのための健康・機能性食品開発」「機能性評価技術」「発酵素材」など、食品業界の成長分野や新たな市場ニーズに対応したテーマを設定。さらに、味・香り・食感による差別化、製剤化技術、食品成分分析、迅速検査法、食品分野のDX・AI技術など、研究開発から製造、品質管理まで幅広い領域を網羅する。

西展示棟4ホールには、「発酵素材」「世界のお茶原料」「アップサイクル素材・開発」「ペットのための健康・機能性食品開発」の各パビリオンが登場。注目度の高い分野の関連企業を集積し、新たな用途開発やビジネスマッチングの機会を創出する。

関連イベントも充実している。初日の14日には「健康食品産業協議会シンポジウム」を開催。15日には農業・食品産業技術総合研究機構による「発酵シンポジウム」が予定されており、産学官の知見を通じて食品産業の技術革新や市場の可能性を探る。

また、今回は来場者の利便性向上に向け、AIを活用した新たなサービスも導入した。会場ではAIチャットを通じて出展社のブース位置やプレゼンテーションの開催情報などを確認できるほか、「AIプランナー」が関心のある製品やスケジュールに応じた来場プランを提案する。広範な展示内容から必要な情報に効率的にアクセスできる仕組みを整え、商談や情報収集の活性化を後押しする。
食品産業を取り巻く市場環境が変化するなか、健康価値の創出、持続可能な素材開発、製造技術の高度化など、多様な課題に対応する製品・技術が集結。国内外の最新動向を把握し、新たな事業機会を探る場として絶好の機会となる。
また、今年より「AIコンシェルジュ」を導入。会場でAIチャットを使うことも可能で、「今から見ることができるプレゼンは?」「○○のブースはどこ?」などの質問に対し、AIが効率的な会場視察をサポートする。来場者の見たい製品やスケジュールに合わせてAIが来場プランを作成する新サービス。来場前にも、会場でも、オリジナルのプランを作成する。

食品開発展は、16日(金)まで東京ビッグサイトで開催。











