特集

【特集】スーパーフード最前線 アメリカ生まれの「超食」、日本市場席巻

superfood.jpg

 業界では“スーパーフード”の勢いが止まらない!一昨年に市場を席巻したココナッツオイルを皮切りに、昨年はえごま、アマニ、チアシード、キヌアなどが次々とヒット。今年もヘンプ(麻の実)、バジルシード、アマランサス、タイガーナッツ、バオバブ、モリンガなど様々なスーパーフード素材が注目される中、まだまだ日本に入っていない素材が世界中には数多く存在する。


 商社やバイヤーなどは次なるヒット素材として市場への投入を狙う。スーパーフードの原料形態はホールフーズもしくは粉末で、最終製品では、飲料、オイル、スムージー、ゼリー、製菓、製パン、製麺、グラノーラなど幅広い用途での採用が進む。
スーパーフードの起源
 「スーパーフード」は1980年代に北米の食事療法を研究する医師や専門家らが「栄養価が高く、健康に有効な食品」、「特定の栄養・有効成分を突出して多く含む食品」を推奨し、文字通り“スーパーフード”と呼んでいたことが始まりだった。
 スーパーフードには植物由来のフィトケミカルが豊富で高い抗酸化能を持つ素材が多く、老化防止や美容、健康維持に効果的な食材であることから、先を行く米国では、2000年代初頭にローフードやリビングフードを実践する人たちがライフスタイルに取り入れ始めた。その後、影響力のある海外のモデルや女優などが、FacebookなどSNSで拡散したことで世界中に「スーパーフード」という言葉が知れ渡ることとなった。
 日本国内でスーパーフードという言葉が使われ始めたのは2013年頃で、それでもまだ「知る人ぞ知る」ほど。そのスーパーフードの火付け役となったのが2014年に一大ブームを起こしたココナッツオイルと言われている。その後、アサイーやチアシード、スピルリナ、マカ、キヌアなどそれ以前に国内に流通していた素・・・
(続きは、3月2日発行/第1591号で。) 購読案内へ



大手メーカーも参入
 スーパーフードに関する意識調査では、7 割がスーパーフードを取り入れていると回答。スーパーフードへの関心が高まるにつれ、素材のバリエーションも飛躍的に増え、世界各国のスーパーフードを扱う原料サプライヤーやバイヤーなども急増。現在では、飲料や製菓・製パン、シリアルなどに加工するケースが多く、大手食品メーカー、飲料メーカーなども参入し、積極的な商品開発を進める。
 アサヒフードアンドヘルスケアではいち早くスーパーフードに着目し、チアシードを配合した『スリムアップスリム チアシード ダイエットケア』を展開。大塚食品は、チアシードを3,000粒配合したビスケット『CHiA』を昨年発売。またこの 4 月の発売にむけ、チアシードを配合した今・・・
(続きは、3月2日発行/第1591号で。) 購読案内へ


今年注目のスーパーフードは・・・
 スーパーフードの素材では、2014年は間違いなくココナッツオイルが主役だった。ココナッツが牽引する形で、2015年には必須脂肪酸を豊富に含むアマニ、えごまなど新油と呼ばれる植物油もブレーク。新油の市場規模は120億円以上とする調査報告もあり、また、今年は、・・・
(続きは、3月2日発行/第1591号で。) 購読案内へ


 その他、
 ・スーパーフード素材解説
 ・企業動向
 など。
(続きは、3月2日発行/第1591号で。) 購読案内へ

行政・業界ニュース

企業ニュース

特集

PAGE TOP