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機能性表示食品、市場規模1690億円見込み TPC調査

TPCマーケティングリサーチの調査によると、2016年度の機能性表示食品市場は、前年度比3.2倍の851億円で、今年度は1690億円に達する見込みだ。同社は24日、都内でセミナーを開催。マーケティングディレクターの清水友香氏は「今後、3800億円規模まで市場拡大が予測される」と語った。


企業トップは江崎グリコ

2016年度の企業別市場規模は、江崎グリコがトップの93億円だった。キリンビバレッジ(82.5億円)、ファンケル(80億円)が続き、キューサイ、ライオンを加えた上位5社が市場全体の48%を占める。

 

「コレステロール値改善」市場、カゴメが9割独占

ヘルスクレーム別の市場では、「コレステロール値の改善」でカゴメが約9割を占めるという。同機能をうたう「カゴメトマトジュース」の認知度は、機能性表示食品全体で最も高い76%で、摂取率もトップの19.2%だったことが調査で明らかになった。清水氏は「店頭販促の支援が功を奏した」と分析する。カゴメは、多様な種類の商品POPを用意するほか、小売店がチラシ広告などに利用できるよう表示内容も含めた商品画像を提供するなどして、販促を支援しているという。清水氏は「小売店は、機能性表示食品の販売に際して、広告に書いて良い文言などの判断に困っており、店頭販促ツールの提供を求めている」と指摘した。

 

今後注目のヘルスクレーム「歩行機能の改善」

ヘルスクレーム別市場規模では、「脂肪・糖の吸収抑制」が220.5億円でトップだ。今後は、高齢者からの需要が高い「歩行機能の改善」が最大の市場となることが予測されるという。

 

調査は、2017年6月までに届出受理・公開された機能性表示食品978商品を対象に実施。機能性表示食品の消費者の摂取実態や16のヘルスクレーム別の市場動向などを分析している。

 

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