予防医学や介護食など最新の医療・介護関連製品・サービスが集う専門展示会「Care Show Japan（ケアショー・ジャパン）」が2018年1月24日・25日の2日間、東京ビッグサイト・西3・4ホールで開催される。超高齢社会の日本が抱える医療・介護の課題解決は、世界が注目する前人未到のマーケット。健康産業から医療・介護分野へ事業展開する企業300社超が出展し、課題解決に繋がる最新の製品・サービスを披露する。
来場者年々増加、海外からも注目
「Care Show Japan 2018」は、予防医学や補完・代替医療法の「統合医療展」、高齢者食や介護食の「メディケアフーズ展」、生活支援や介護予防の「高齢者生活支援サービス展」、国内唯一の介護保険外サービス専門展「保険外サービス展」の4展を同時開催。高齢者食や介護、地域包括ケア、予防医療といった分野で事業展開する300社を超える企業が最新の製品・サービスを披露する。
前回の展示会の様子。来場者数は年々増加しており、前回（1 万4,213人）を上回る来場を見込む。入場料3,000円が無料となる事前来場登録は、展示会特設ページより受付中
医療従事者によるサプリ活用の治療例など
「第14回統合医療展」では、未病や予防医療に役立つさまざまな最新製品・サービスが出展。㈱イムノカーサでは、医療法人社団森愛会・鶴見クリニック理事長で医師の鶴見隆史氏が開発したサプリメント『鶴見式®』シリーズをはじめ、鶴見氏監修のセミナー（全10回）・講演会の主催・運営、鶴見氏創設の「森愛CLUB」における健康関連情報誌の編集・発行など、鶴見氏の体系化した「鶴見式免疫治療」の普及拡大に注力。鶴見氏は、薬を使用せず、食事や生活習慣、意識の改善とともに、サプリメントや温熱療法などを活用した「鶴見式免疫治療」を実施。30年前から行い、さまざまながんや難治性疾患の治療実績を持つ。
このほか、用途特許を取得した純国産ミミズサプリ（エンチーム㈱）、アーユルヴェーダ美容・健康長寿製品（イチバンライフ㈱）、医療機関用栄養補助食品（日本ダグラスラボラトリーズ㈱）などが出展。事務局主催による医療従事者の特別セミナーも充実しており、鶴見隆史氏による「プラントリシャンプロジェクトの医療」をはじめ、新宿溝口クリニック院長・溝口徹氏による「医療従事者が知っておきたい栄養の知識」、満尾クリニック院長・満尾正氏による「認知症予防のための抗加齢医療」など、満員必至のセミナーが目白押しだ。
高齢者食・介護食も最新情報満載
「第10回メディケアフーズ展」には、高齢者食・介護食を中心に、給食・業務用食材、宅配食、健康志向食品などで市場を牽引する製品・サービスが集結。コンビ㈱ファンクショナルフーズ事業部では、体内リズム正常化や睡眠の質向上等が期待できる新素材『ネムノス』を展示。大森ヘルスケア㈱は、中国と日本で抗アレルギー剤の特許権が医薬品及び食品の両方で確定している国産チシャトウを展示。このほか、大塚製薬㈱、カゴメ㈱、㈱カネカ、キッコーマン食品㈱、キユーピー㈱、三栄源エフ・エフ・アイ㈱、天洋社薬品㈱、内外マシーナリー㈱、日清医療食品㈱、日清オイリオグループ㈱、日本食研ホールディングス㈱、ニュートリー㈱、㈱林原、㈱ファイン、不二製油㈱、マルコメ㈱、マルハニチロ㈱、三菱商事フードテック㈱、森永乳業㈱、㈱ヤクルト本社―― といった有力企業が出展する。
保険外サービス・高齢者生活支援関連も続々
「第2回保険外サービス展／第4回高齢者生活支援サービス展」にも、介護保険に依存しない事業戦略に寄与する民間サービスが続々登場する。
