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「機能性表示」改善策 届出事前確認、書類簡素化など実施へ

規制改革推進会議の医療・介護ワーキング・グループ(WG)が6日に非公開で開催され、消費者庁が機能性表示食品制度の改善状況を説明した。

WGは、昨年6月に閣議決定した規制改革実施計画に基づき、制度の改善状況についてのフォローアップを目的に実施。消費者庁は、(1)改善に向けた工程表の策定、(2)業界団体との意見交換会の開催、(3)消費者庁における専門窓口の設置、(4)Q&Aの策定――など、措置済みとなった事項を説明した。

規制改革実施計画の8要望はまだ実行されていないものもあるが、すべて実施時期が設定されている。消費者庁は、「実施時期までにすべて対応」する意向を示した。
「届出書類の簡素化」については、昨年6月に工程表を公表。さらに、今年度末までに「届出ガイドライン」への反映を行うとともに、来年度中に届出データベースを改修する方向で検討・調整中であるとした。

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