企業ニュース

食堂に続き、5月有楽町に「タニタカフェ」オープン -タニタ-

(株)タニタ(東京都板橋区)は8日、都内でこころの健康づくりをコンセプトにした新業態「タニタカフェ」の本格展開を発表した。5 月下旬にJR有楽町駅構内のルミネストリート内に旗艦店をオープンする。

5月有楽町に「タニタカフェ」オープン

店内は約40席。木目調などナチュラルなデザインを採用し、落ち着いた照明やヒーリング音楽、アロマなどによって交感神経に働きかけてリラックスを促す。20~30代女性をメインターゲットに、旬の有機野菜をふんだんに使用したメニューを提供する。メニュー提供に当たっては楽天(株)と提携、楽天が展開する農業事業「Rakuten Ragri」に参画する生産者から直送された旬の有機野菜を使用する。またタニタの通信機能を持つ活動量計をポイントカードとし、歩数や来店数に応じて特典が受けられるポイントサービスも有楽町店のオープンと同時にスタートする。

タニタカフェで提供するドリンクメニューは、クロロゲン酸を通常のコーヒーの2倍含むオリジナルの『タニタコーヒープレミアムブレンド』、豆乳をベースに野菜やフルーツ、コンニャクゼリー、豆腐を用いて食感にこだわった噛むスムージー『カムージー』など。フードメニューは、有機野菜を1日に必要な野菜摂取量の半分に該当する1品あたり7~8種類使用した『有機野菜のもち麦サラダボウル』や『有機野菜と和だしの米麺(フォー)』など。このほか、一汁三菜のワンプレートランチやスイーツの提供も予定している。

有機野菜を1日に必要な野菜摂取量の半分に該当する1品あたり7~8種類使用した『有機野菜ともち麦のサラダボウル』など

7~8種類の野菜を使用した『有機野菜のもち麦サラダボウル』

今後は「フランチャイズ店」「メニュー提供店」の2方式での店舗展開していく。メニュー提供店はセレクトショップ、スポーツジム、ドラッグストア、クリニックなどに併設する店舗を展開。2020年度までに2 つの出展スタイルで、全国に合計100店舗を展開していく予定という。

本記事は「健康産業新聞 1640号」に掲載しています。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50ページ)定期購読のお申し込みはこちら

<関連記事>
・【2017上半期総括/下半期展望】食系ルート もち麦人気衰えず、植物油は市場定着へ

行政・業界ニュース

企業ニュース

特集

PAGE TOP