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【市場動向】たん白・ペプチド素材の市場動向

たん白素材は古くから食品の物性改良、結着、気泡などを目的に利用され安定した需要を持つ。近年では、その栄養機能に着目してスポーツニュートリション分野や高齢者食分野での利用が活発化している。また、ペプチド素材についても低アレルゲンや血圧対応、中性脂肪対応など機能性を利用した食品開発が活発になっている。


たん白原料の代表的なものとしては、主に大豆由来と乳由来とがあるが、大豆由来原料はバイオエタノール需要の増大やエネルギーコストの上昇を背景に、乳由来原料は、EUにおける生産補助金制度のカット、オーストラリアでの旱魃などの影響で、一昨年から深刻な原料価格高騰にみまわれたが、今年に入り原料価格は落ち着いてきているようだ。
本稿では、各種たん白・ペプチド素材の最新動向を原料事情やサプライヤーの開発状況を中心にまとめた。
<主なたん白素材のサプライヤー>
■乳たん白
メグレ・ジャパン
日本新薬
タツア・ジャパン
フォンテラジャパン
日成共益
アーラフーズイングレディエンツ
■卵白
キユーピータマゴ
■植物たん白
フジプロテインテクノロジー
オルガノフードテック
<主なペプチド素材のサプライヤー>
■乳ペプチド
フォンテラジャパン
タツア・ジャパン
アーラフーズイングレディエンツ
■グルタミンペプチド
日本新薬
ケリー・ジャパン
■グロビンペプチド
エムジーファーマ
蝶理

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