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高齢者のたんぱく質、1歳以上のビタミンDの設定値など引き上げ

高齢者のたんぱく質、1歳以上のビタミンDの設定値など引き上げ
――厚生労働省、第4回「日本人の食事摂取基準」策定検討会で案を公表

厚生労働省は21日、第4回「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会を開催し、エネルギー及び栄養素に関する具体的な数値案を公表した。エネルギー摂取の過不足を回避する指標を設定するほか、栄養素については、過不足に関する指標に加え、生活習慣病の発症予防を目的とした量(目標量)と、重症化予防及びフレイル(虚弱)予防を目的とした量とは区別して提示している。

2015年版からの主な変更点は
①高齢者(65歳以上)のたんぱく質の目標量(下限)を男女ともに引き上げ
2015年版:13~20%エネルギー→2020年版:15~20%エネルギー
②ビタミンDの目安量を1歳以上の男女各年齢層で引き上げ
2015年版:18歳以上5.5μg/日→2020年版:10μg/日
③ナトリウムの食塩相当量の目標量を引き下げ
2015年版:18歳以上男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満
→2020年版:7.5g/日未満、女性6.5g/日未満
④微量ミネラル(クロム)に関する成人の耐容上限量を新たに設定
2020年版:18歳以上500μg/日

ビタミンDは骨折リスクを上昇させない必要量に基づき目安量を設定した、としている。なお、75歳以上の高齢者のたんぱく質推定平均必要量では、15年版の50g/日から20年版では45g/日に下がる設定となった。加齢に伴う身体活動量の低下により、必要エネルギー摂取量が低い場合を考慮した、としている。また高血圧および慢性腎臓病(CKD)の重症化予防のための食塩相当量は男女とも6.0g/日未満と枠外に追記した。

今後、来年2月、3月に行われる2回の検討会を通じて報告書をとりまとめ、年度内に報告書を公表し、2019年度中に厚労省が「食事による栄養摂取量の基準」を告示する見通し。2020年度から運用を開始する(2024年まで)。

厚生労働省のホームページに掲載の資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209592_00002.html

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