関連トピックス

既存添加物名簿から8品目および製造基準の一部を消除

既存添加物名簿から消除する品目

厚生労働省は26日、販売等の流通実態のない既存添加物8品目および製造基準が設定されている香辛料抽出物の基原物質の一部を消除する改正を行い、同日付で官報告示した。

消除されたのは、イタコン酸、魚麟箔、クーロー色素、香辛料抽出物(チャービルから抽出し、又はこれを水蒸気蒸留して得られたものに限る。)、骨炭色素、シアナット色素、フェリチン、ヘゴ・イチョウ抽出物、レバン(表参照)。既存添加物名簿から消除された添加物は、食品衛生法(昭和22年法律第233号)第10条の規定に基づき、その販売、又は販売の用に供するための製造、輸入、加工若しくは使用等が禁止される。同日付での適用。

消除となった添加物のうち、「香辛料抽出物(チャービルから抽出し、又はこれを水蒸気蒸留して得られたものに限る。)」については「食品、添加物等の規格基準」において製造基準が定められており、当該基準を削除するための告示改正を行っている。既存添加物名簿は、それぞれ番号が繰り上がり、これまでの365品目から357品目(香辛料抽出物はチャービルの基準のみ削除)で運用される。

関連記事

  1. 築野食品工業、近⾚外分光法(NIR)を「こめ油」の製造⼯程管理に…
  2. 食品と開発 ニュース 三菱ケミカル、傘下の三菱ケミカルフーズを統合
  3. オリザ油化の化粧品用素材「コスメハーベスト®ブラッククミン」、体…
  4. 林原、岡山大学とSDGs産学パートナーシップに関する協定を締結
  5. 日本ケロッグ、発酵性食物繊維をテーマにしたプレスセミナーを開催
  6. 腸内細菌学会学術集会(6月)事前登録を開始
  7. 動物性原材料不使用の業務用「ベジラーメンスープ とんこつ風」新発…
  8. 腸内フローラのビッグデータを提供するサービスがさらに進化

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025

PAGE TOP