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三菱商事ライフサイエンス、発酵製品の生産能力を増強

三菱商事ライフサイエンスは14日、調味料の酵母エキスや健康素材のシステインペプチド(グルタチオン)含有酵母エキスなど発酵製品を製造する生産子会社の興人ライフサイエンス佐伯工場の生産設備増強工事が完工したことを発表した。

同社発酵事業の開発・生産拠点の中核となる佐伯工場は、1953年に興國人絹パルプの溶解用パルプ工場として操業を開始。発酵事業の分社化による旧興人ライフサイエンスの設立(2012年)を経て、旧MCフードスペシャリティーズ、旧三菱商事フードテックとの会社統合により2019年4月にスタートした現体制に至るまで、酵母エキス等の生産拠点として70年にわたる歴史を持つ。長年の間に蓄積した開発、製造ノウハウを駆使し、食品や健康食品をはじめ、医薬品、化粧品など、様々な業界に高品質で付加価値の高い発酵製品を提供してきた。

独自の発酵技術を活かした特徴ある製品群は、昨今の食の安全、健康、高齢化、サステナブルな社会の実現に対する意識の高まりといった社会変化を背景に国内外で需要が拡大し、安定供給体制を構築すべく佐伯工場の生産能力を従来の約1.5倍に増強することを決定。2021年8月に東芝プラントシステムと工事等請負契約を締結後、2年の歳月を経て、佐伯工場主力製品の生産能力を年間約 1,000MT 増強している。

同社は、今後も発酵技術を核とした高品質で付加価値の高い製品の提供を通じて、おいしさ、健やかさ、美しさを探求し、世界の人々のウェルビーイングと持続可能な地球環境に貢献していく、としている。

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