関連トピックス

三菱ケミカルグループ、増粘多糖類事業撤退へ

三菱ケミカルグループは4日、来年3月末をもって増粘多糖類の販売を終了し、同事業から撤退することを発表した。長年、増粘多糖類の精製品などを手がけてきた三菱ケミカル株式会社富山事業所での製造は今年9月末で終了する。

原料の相場の変動、固定費の負担増など厳しい状況が続くなか、同社では多糖類事業の構造改革に取り組み、2024年度から富山事業所においてアウトソーシング原料を使用した製造体制へ本格的に移行し、精製カラギナン「ソアギーナ™」シリーズや精製ローカストビーンガムを中心に、多糖類事業を継続展開してきた。

取り巻く事業環境を鋭意検討した結果、収益性の改善および将来的な成長は困難であると判断し、本事業から撤退することを決定したとしている。

【2025年2月号】特集1/水分活性による食品の品質管理  特集2/生体ではたらくDHA・EPA-筋肉・腎臓・脳(DHA・EPA協議会第25回公開講演会)

農林水産物・食品の輸出額、初めて1.5兆円を突破
日本食や飲料・菓子人気の高まりなどが追い風に――農林水産省

関連記事

  1. 消費者庁 栄養機能食品制度の見直しへ 第1回栄養機能食品に関する…
  2. 築野食品工業、⽶ぬかの研究開発拠点となるTIWセンターを設⽴
  3. 2020年の豆乳類生産量が過去最高の生産量に―コロナ禍で宅内での…
  4. ツバメの巣エキスにおいて、タイトジャンクションの形成を促進し、皮…
  5. サプリメント形状の機能性表示食品の製造においてGMPを要件化へ
  6. 伸びるスプレッド・フィリング市場に向け、バラエティに富んだチョコ…
  7. 食品期限表示の改正ガイドライン 最後の検討会終了 今月中に案公表…
  8. Megaphone グルタミン酸ナトリウム製品の製造方法に関する特許権侵害訴訟で声明…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

海外ツアー情報

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、セミナーなどツアーならではの企画もございます。

ナチュラルプロダクトエキスポ2025

2026年3月1日(日)~7日(土)

ナチュラルプロダクトエキスポ

アメリカ市場視察 ツアー

PAGE TOP