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医家向けサプリメント
KYBグループ 代表取締役 金子氏にインタビュー

検査データと臨床試験を基に栄養設計を支援

KYB グループ(東京都渋谷区)は、40年以上にわたり、分子栄養学を基盤とした製品開発と栄養療法の研究に取り組んできた。40万件以上の血液検査・分析データを有し、医療機関における栄養状態の評価と栄養設計を支援する。今年10月には、グループ会社のKYBオーソジェニックスから医療機関専用サプリメントの新ブランド「Nutrimed Lab」を上市する。KYBオーソジェニックスは、その実績と知見を活かし、医療現場で継続的に活用できる品質と、医療従事者に向けた適切な情報提供体制を備えた、医療機関専用サプリメントを展開していく。Integrated Healthcare and Medical Solutions(一人ひとりに寄り添う、トータルヘルスケアカンパニー)を理念に掲げる金子社長に話を聞いた。

代表取締役 金子雅希氏

——KYBグループの強みについて

金子氏:1984年に、日本で正しい栄養療法を確立することを目的に、分子栄養学研究所を設立した。その精神を受け継ぎ、臨床・研究・販売を相互補完する体制としてKYBグループが誕生した。KYBグループは、2003年から2019年までの約17年間にわたり、医療機関向けサプリメントメーカーに対して、OEM供給、学術支援、栄養解析手法の構築・運用支援などを一貫して行ってきた。現在は、研究開発を担う「分子栄養学研究所」、40万件以上の血液検査・分析データを扱う「KYBメディカルサービス」、栄養療法を実践する「KYBクリニック」、医療機関に対して栄養療法の導入・活用を企画・提案する「KYBオーソジェニックス」を擁する。研究開発からデータ解析、臨床での実践、医療機関への提案まで一気通貫で行えることが最大の強みだ。

——サプリメントの研究・開発で大切にしていること

金子氏:サプリメントの研究・開発では、生化学・分子栄養学の知見を基盤に、臨床現場で安全かつ継続的に活用できる品質を重視している。医師、医学博士等の学位を持つ研究者、生化学者、管理栄養士、論文を的確に読み解ける人材など、多様な専門性を持つ人材が開発に携わることが欠かせない。 論文上の評価だけでなく、医療機関の現場で実際にどのように活用されるか、継続摂取を前提とした安全性や品質も確認する必要がある。そのため、人材、技術、安全性への投資は惜しまない。

——今年10月に上市する「Nutrimed Lab」について

金子氏:KYBオーソジェニックスから医療機関専用サプリメント「Nutrimed Lab」を上市する。8種類のビタミンB群とDNAを組み合わせた『NBコンプレックス』、脂溶性ビタミンをミセル加工した『ミセルADEK Q10』など9製品を揃えた。6月に開催された抗加齢医学会の出展ブースで「Nutrimed Lab」を先行展示したところ、多くの医師から評価をいただいた。また、8月30日(日)には大手町三井カンファレンスで「医療機関専門サプリメントと臨床試験の最前線」と題したセミナーと、「Nutrimed Lab」の製品発表を行う。

——今後の展望について

金子氏:研究面では、臨床検査医学会や日本分子生物学会などで積極的に研究発表を行い、当社の栄養療法が国内外で評価されるようエビデンスを積み重ねていく。製品開発面では、決まった量を一律に摂取するのではなく、医師が患者一人ひとりの検査データや体調に応じてサプリメントの組み合わせや摂取量を設計する――この個別対応の考え方は、KYBオーソジェニックス設立以前からKYBグループが一貫して大切にしてきたものであり、今後はこれをさらに全国規模で広げていきたい。 そのうえで今後も、医療機関のみならず、アスリートや成長期のお子様、妊娠中の方など、あらゆる方が栄養療法の恩恵を受けられる社会を実現していきたい。

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