北海道は、豊富な食資源を活かし、食の高付加価値を推進している。「安全・安心・おいしい」に「健
康機能」が加わった北海道独自の食品機能性表示制度「ヘルシーDo」は、運用14年目に突入。累計認定商品は170品を超え、利用されている機能性素材は32成分にのぼる。また、北海道発の機能性素は、「国産」「安定供給」「アップサイクル」といった点を強みに、海外ニーズも高い。北海道ブランドに依存することなく、産官学がスクラムを組み、エビデンスデータの蓄積を進めてきた地道な活動が実を結んでいる。10月14日に開幕する「食品開発展2026」には、10社以上が北海道産商材を出品し、ヘルスケア業界に広くPRする。
北海道独自の機能性表示「ヘルシーDo」 累計売上500億円、射程圏内に
北海道は2011年に、フード・コンプレックス国際戦略総合特区(フード特区)に認定され、2013年4月に、全国初の自治体認定による食品機能性表示制度「ヘルシーDo」がスタートした。「健康でいられる体づくりに関する科学的な研究」が行われた機能性素材を含む食品を道庁が認定する北海道独自の制度で、運用14年目を迎える。2月に4品(4社)の認定商品が加わり、累計認定商品は178品(94社)となった。商品形態もサプリメント、飲料、スムージー、ヨーグルト、スープ、チョコ、アイス、クッキー、ドーナツ、パン――など、バラエティに富んでいる。累計売上額は、2019年度に200億円に到達。2024年度には2倍超の438億円となった。北海道経済部食関連産業局では、認定商品の認知向上、販路拡大などを支援。北海道のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」での販促活動では、国内店舗に加え、バンコク、シンガポールの海外店舗でもイベントにも参加している。今年は台湾の食品展示会にも出展しており、さらなる認知拡大を図る。
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